働き方を選ぶ

シェアサロン(面貸し)と業務委託、
どっちを選べばいいの?

3人のアイリストさんの話で考えてみます。
たぶん、どこかにご自身に近い人がいるはずです。

独立を考えはじめると、必ずぶつかる質問があります。

1
シェアサロンと業務委託、
結局どっちがいいの…?
2
検索すると、どちらの記事も「こっちがおすすめ」と書いてある。それもそのはずで、答えは人によって違います。

ここでは、3人のアイリストさんに登場してもらいます。
みなさん実際にいそうな方たちです。読みながら、「あ、これ私に近いかも」という人を探してみてください

CASE 1
まりさん(25歳)
独立して3か月/週2日で働きたい
指名のお客様はまだ数人
1
毎月決まったお金が
出ていくのが、
正直こわいです…
2
まりさんは、これからお客様を増やしていく時期。売上が読めない月に、席代だけ確実に出ていくのはきついです。

シェアサロン(面貸し)の席代は、お客様が来ても来なくても同じ金額がかかります。
独立したばかりで予約がまばらな時期だと、これは想像以上に重たいものです。

その点、業務委託は売上がなかった月の支払いもゼロ
お店に払う分は歩合から引かれるので、マイナスにはなりません。

「取られる割合」だけを見ると業務委託は損に見えます。でも、まだ守るものが少ない時期に必要なのは、率のよさより「マイナスにならないこと」です。

まりさんの選択
まずは業務委託から
CASE 2
あかりさん(28歳)
独立して1年/週3日で働いている
お客様は月20人くらい
1
同期がシェアサロンにして
手取り増えたって…
私も損してるのかな?
2
その20人のうち、自分で連れてきたお客様は何人か。ここが分かれ目です。

あかりさんは、ちょうど境目にいる方です。
ここで確認しておきたいのが、「そのお客様は、お店が回してくれた人か、自分についてきた人か」

シェアサロンに移ると、お店から回してもらっていたお客様は、基本的についてきません
今の売上のうち5万円ぶんがお店経由だとすると、シェアサロンに移った瞬間、その5万円は消えます。

だから判断は、総売上ではなく「指名で来てくれるお客様の売上」で見る必要があります。ここを総売上で計算してしまうと、切り替えが早すぎて逆に手取りが減ります。

あかりさんへの答え:同期の方と条件が違うだけかもしれません。
まずは3か月ぶん、指名とフリーを分けて数えてみてください。それだけで、答えははっきりします。

あかりさんの選択
数えてから決める
CASE 3
みゆさん(31歳)
サロン勤務7年から独立/週5日
予約はほぼ埋まっている
1
毎月これだけ入れていて、
4割持っていかれるのは
もったいなくて…
2
席代は毎月同じ金額。売上が増えても、お店に払う額は増えません。

ここがシェアサロンのいちばんおいしいところです。

業務委託は、売上が増えるほどお店に渡る金額も増えていきます。
シェアサロンは席代が上限。それを超えて稼いだぶんは、ほとんどそのまま自分に残ります。

しかも、出勤日が多い人ほど1日あたりの席代は薄まります。たくさん入れる人ほど、シェアサロンは有利になる仕組みです。

メニューも価格も予約の受け方も自分で決められるので、7年ぶんの経験がそのまま自分の売上になります。

みゆさんの選択
面貸しへ

この記事の内容

  1. 3人とも、それぞれ正解でした
  2. 見るべきは、この3つだけ
  3. 迷っているなら、順番に進めるのがいちばん安全です

3人とも、それぞれ正解でした

まりさん
週2日・お客様はこれから
業務委託
あかりさん
週3日・ちょうど境目
まず数える
みゆさん
週5日・予約は埋まっている
面貸し

3人が選んだものは違いますが、誰も間違えていません
違ったのは、そのとき立っていた場所だけです。

見るべきは、この3つだけ

自分で呼べるお客様は何人か
お店が回してくれている人は数に入れません。シェアサロンに移るとついてこないからです。
週に何日入るか
席代は毎月同じなので、出勤日が多いほど1日あたりは軽くなります。日数が多い人ほどシェアサロン向きです。
固定費に耐えられるか
数字の上ではシェアサロンが有利でも、毎月の支払いが不安で施術に集中できないなら意味がありません。

数字はあくまで目安です。
お客様の単価も、材料費も、カード決済の割合も、お店によってぜんぜん違います。
ここに書いたのは考え方の枠なので、「だいたいこのくらい」として見てくださいね。

迷っているなら、順番に進めるのがいちばん安全です

CALM TOKYOでは、業務委託から始めて、あとからシェアサロンに切り替えられるようにしています。

最初は固定費ゼロで、自分のお客様を増やすことに集中する。
指名が育ってきたら、シェアサロンに移って手元に残る額を増やす。

この順番なら、まりさんもあかりさんもみゆさんも、同じお店で働けます
どちらかを選んで、間違えたらやり直し、という話ではありません。

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CALM TOKYO 恵比寿本店

まずは、話を聞きに来てください

「自分はどっちなんだろう」がはっきりしないままでも大丈夫です。
今の状況をうかがって、一緒に数字を出すところからご一緒します。
見学だけ、相談だけでもかまいません。

※ 記載の内容は一般的な考え方をまとめたものです。実際の条件はサロンごとに異なります。
※ 独立・開業にあたっての税務や契約については、税理士・社労士等の専門家にご確認ください。